高種族値しゅきぃ…

考えを纏めるため、残すために

7世代のラティオスについて。(s2時点での考察)

 

よくラティオスがテテフの劣化だという話をよく耳にするが、そんなことはないと思うので一から考察しなおしてみることにした。

(正直言わないでもわかるよね)

 

ラティオスが優位な点>

・s種族値110

激戦区である100属、さらにガブリアスの102まで抜いているというのは本当に大きい。というのも今作から追加されたZ技によって、上からタイプ相性関係なく無理やり潰される可能性が出てきたからである。

s1では剣の舞→Z逆鱗でガブリアスが物理受けが機能しないことが多々あったが、その点上から殴ることで確実に仕事できるという点で評価できる。

 

・ドラゴンタイプ、特性浮遊、高い特防による耐性

半減or無効にできるタイプが多く、Z技によって本来の役割対象から無理やり突破されるということは起きにくいため「役割対象に後出し→交代先に高火力による負担をかける」という王道ムーブは7世代でも可能だと考える。

 

・比較的豊富な補助技

両壁置き土産、こご風によるs操作、瞑想自己再生による積みなど、ラティオスならではの強みが存在する。

 

 

<環境からの抜かい風>

・フェアリー(主にテテフ)の増加による鋼需要の増加

・テテフの増加による一番の役割対象(ロトムボルトロス)の減少

現在シングル使用率1位がテテフ

テテフとラティオスが対面した際、ただでさえ受けにくいテテフに余裕を与えてしまうため

メガ進化時のsの仕様変更

メガ前ゲンガーマンダルカリオに対して突っ張りにくくなった

 

<今作の追い風>

・不意打ちの弱体化

親子愛の弱体化も相まってガルーラに対して一回は行動できるようになった

Zガブは一方的に屠れ、スカガブに対しては裏のポケモンとで一貫を切ったり耐久ポケモンで今まで通り見ることができる。

・対Z性能

Z技の獲得により今までと同じような受けによる対処が難しくなってしまった。

その点、大抵のZ所持ポケモンに対して上から殴れる素早さと、一撃で持って行けるだけの火力を持つラティオスは非常に優秀なポケモンだと考える(襷、化けの皮、突撃チョッキ等は除く)

 

 

<7世代で使うには>

(以下私の主観)

 

比べられるポケモンがいる際、差別化という言葉がよく用いられる。

 

s種族値とタイプで十分すぎるほど差別化できているとは思うが、最も差別化できているのは両壁置き土産こご風といった技で裏の積みポケモンの補助を行う型だろう。同じようなことができるポケモンとしてアローラキュウコンが挙げられるが、火力や耐性等からそっちとも差別化できている。Z技のおかげで裏の積みエースも全抜きしやすくなっているのも追い風である。

問題なのが環境にぶっ刺さっている相性のいいエースが非常に少ないことである。(それと単純に私の「この種族値でそれはことさせたくない;;」という我儘から評価が低いだけであるが…)

 

Z置き土産も今のところない。ガルクレセやクチクレセを考えてもらうとわかるが、HPを回復させる先は相性補完がいいだけでなく瞬間火力に優れていることが条件に入ってくる。更に置き土産の場合Z枠を消費しているのだから、積みエースということも条件に入ってくるだろう。私にはその条件にあうポケモンが見つけられなかった。

 

瞑想ラティはまだいけそうではある。

というのも、追加されたフェアリーに特殊が多く瞑想で無理やり積めないこともないからである。ただc種族値130のフェアリーは今まで環境に存在しなかったため、その点が不安要素になる(特殊ギルガルドなら1積みしてから対面すれば無理やり起点にできないこともない)。更に言うと、6世代ですら稀有な型であり、この型が刺さる環境が来るのかと聞かれたらYESとは言えない。

 

Z流星群+流星群!加工補正もかからないで撃てるのは最強なのでは!?という声をちらほら聞くが、個人的にはNOである。ラティを受けに出てくるHDポリ2やラッキー、タイプ受けをしてくる鋼を結局倒せないというのもあるが、そもそも眼鏡流星群自体が役割対象に対しては十分すぎる火力というのもある。耐性もあることから結局打ち合いに勝てれば役割は持てるため、Z技の枠を割くのはPT全体で選出が窮屈になる可能性も出てくる。

要するに、Z持たせたとこで見れる範囲は変わらないんじゃないか、と。

火力で崩すという点においてテテフには勝てない。

(崩しに関しては、拘りトリックという起点づくりも行える手段がラティにはあるため)

ただ瞑想と組み合わせることで全抜きを狙うということなら話は別である。

ラティオスの苦手なポケモンというのは上記のように瞑想1回+竜Zでは崩すのが難しいためサイクルで生かすのは難しいが、受けループのようなラティオスが積んでいける余裕のあるPTなら存分に活かせると考える。「~の並びの場合のみ選出する」といった扱いになるだろう。

 

拘りスカーフ。意表がつけてかつある程度の汎用性のある型。役割範囲を広げることができるが火力不足が非常に目立つ。技火力が乏しく、流星群は連続で打つのが難しいため抜きエースとしての役割が持ちにくい。今作で特に何か変わったわけでもないので語ることがない。

 

拘り眼鏡。やはりこれがラティオス種族値、タイプに合った型だとは思う。ただ役割範囲のポケモンがテテフによって駆逐されてしまった(ラティのほうがより役割を持てはするのだが)

 

しずく。元の仕様になって出直してこい。

 

 

<私の持論>

 

以上のことから、(言うまでもなく)テテフの劣化ではないのだが、テテフの登場によって様々な逆風が吹いていることは間違いない。ただ、死んではいないしこれから先輝ける可能性は十二分にあるということだけ言いたかった。

 

上でも述べたが最低でも削る以上の仕事ができることから、裏に抜きエースがいる場合はラティの強みを十分に生かすことができると考える。サイクルを回せるならそれ以上の活躍をしてくれるだろう。

 

ぜひ一度採用してあげてほしい。

 

この先ガブが頑張っている限りラティオスは消えないと思っているが、テテフに1位を取られてしまい正直おびえている。